君と同じ時代に生まれて来た僕ら

DDジャニオタ毎日がハッピーです

DDジャニオタ就活生が就活を終えた話。

オッスオラジャニオタ!好きなものは推しと油田と不労所得!嫌いなものは椎茸と圧迫面接


お久しぶりです、たこです。今回は地方住みジャニオタ就活生である私が経験したばかりの就職活動についてお話をしようかなと思います。

 

就職活動を経験して私が思ったことは、「就職活動は、アイドルになったもん勝ち」ということです。何言ってんねんこいつ…と思うかもしれませんが、「自分ってこんな人です」ということを理解した上で、「にこにこ笑顔ではきはき喋る」というアイドルの基本さえクリアできていれば、就職活動って案外すんなり終わるものです。そんなことも書いていこうと思うので、これから就活を控えたオタクであったり、現在就活中のオタクの不安が一つでも解消できればな〜と思います!


まずは私の就活を3回生夏から振り返ってみます。私の就職活動は本人のやる気の問題で開始が非常に遅かったので、そこは絶対見習わないほうがいいと思います。ほんと。


3回夏(7〜8月)サマステ単独サポーターが決まったことで浮かれポンチになっており(チケットは取れなかった)、就活と呼べるようなことは何もしていませんでした。8月下旬に2社インターンシップに参加したものの、絶対にこの業界で働きたい!と思っていたわけではなく、ただ企業の方がいる場所でぽやぽやしているだけでした。

(この頃、私の友人たちは長期インターンに参加し、業界分析や自己分析を始めていました。私は「紫耀くんが好きな理由」についてずっと考えていました。第1位は顔でした。)


3回冬(12〜2月)夏にインターンシップに参加した2社から、インターンシップ参加者限定で早期選考の案内が届くから、なんとなく行ってみました。働きたい業界も決まっておらず、業界分析も自己分析もしていなかったので、付け焼き刃の状態で面接を受け、無事サイレントをくらいました。

(私の周りでインターンに参加していた真面目な友人は、この早期選考枠で内々定をゲットしていました。私はセクゾ(ケンティ〜)とジュニア(紫耀くん)の名義をゲットしました。)

 

4回3月 ニュースでも就活が解禁!今年は数年ぶりの売り手市場!と騒がれ出し、「もしかして私…出遅れた!?(もしかして私の年収…のリズムで)」と思ったので、家に届いた企業の合同説明会の案内に4つほど足を運びました。自己分析はほぼノータッチです。

 

月初めに4月に参戦するSTAGE魂のチケットが届きました。出不精オタクの私にとって初のセクゾ現場で、座席運こそなかったものの、私のオキテを見るために長く眠い説明会を耐えていました。


4回4月 大手就活サイト(○クナビやマ○ナビ)で性格診断を受け、「あなたにマッチしている企業はこれ!」「あなたと同じ大学の人がエントリーした企業ランキング」に出てきた企業の会社説明会に行っていました。メーカーや金融、サービスまで様々な業界の説明会に参加し、「なんとなくこの業界には行きたくないなあ」という気持ちがようやく生まれてきました。確か、ようやく重い腰を上げSPIの勉強を始めたのもこの時期。選考開始まで時間も限られていたため、1ヶ月で問題集を3周という無理がある勉強をしていました。

 

STAGE魂(シャブ)をキメていたため、なんとか乗り切れましたが、説明会とバイトと大学を行ったり来たり(家に帰ればSPI)の生活が続いており、土日も休めねえ!という状況だったため、1番しんどい時期ではありました。

 

自己分析と他己分析を始めたのはこの頃でした。私は自分の長所なんかわからねえよ…と思っていたので、頑張ったことや挫折経験は自分で考え、長所や短所は友人や家族に「私の長所と短所ってどこ?」と聞いて回っていました。


4回5〜6月 説明会に参加した企業の選考が始まり、ESやウェブテストの受験、通過したものに関しては面接が始まりました。ESはなんとか通過しても、1つ面接を受けては祈られ2つ面接を受けては祈られ、私は神か!?信仰対象ちゃうねんぞ!?アアン!?とブチ切れていた記憶があります。

 

この時期、ジュニア祭りに参戦したことが私にとって大きなターニングポイントになりました。アリーナでアイドルを間近で見て「みんなすごく自信を持ってる。絶対私が面接官だったらこの子たちみんな合格にする。」とつまらないことを考えていたのですが、まさにそれが私に足りていないものでした。

私は学生時代に力を入れたことも特になく、挫折したこともこれといってない、留学もしていないので他人に話せることも別にない…という没個性な学生だったため、自信を持って面接に臨んだことがほとんどありませんでした。自分に自信がないのに面接官に自分を売り込めるわけもなく、面接で連敗していた原因はそこにあるんだろうな…とようやく自覚しました。

そこで、気持ちだけでもアイドルになって面接を受けてみようじゃないかと気持ちを切り替えて面接に望むようになりました。会社のトイレで「私は手越私は健人私は紫耀くん…顔面は気持ち勝利……ハニーと子猫ちゃんを幸せにするのが今日の仕事…」などと不審者まがいの言葉を口にしてから面接を受けていたのですが(信じ難いかもしれませんが、私と実際会ったことのあるオタクは多分「こいつならやりかねない」と思ってくれるはず)、まあ通ること通ること。全通とまではいきませんが、かなりの確率で面接を通過できるようになりました。かなり気持ち悪いですがめっちゃ効くので試してみてください。私は何度か人事の方に見られて大恥かきましたが、運良く内定をいただいたのはそれを見られたところからでした。入社前にドルオタもばれたウケる…。

 

 

という感じで、始める時期こそ遅かったものの、なんとか夏の現場前に就活を終えることができました。めでたしめでたし。


就活年表(?)は以上になりますので、ここから先は私が就活前に気になっていたことやら、フォロワーさんが気にしていることに答えていこうと思います〜!

 

1.資格は多いほうがいい?
本当に大して必要ないです。何か1つでも資格取っておきたい…って人はTOEIC受けときゃなんとかなりますし、TOEICも英検も受けずに内定ゲットした友人もいます。めちゃめちゃ点数がいいか、めちゃめちゃ点数が悪い時くらいしか話題になりません。私は主に後者でした。自担が英語苦手だからァ〜...担タレ担タレ…
ただ、なにか面白い資格(毒物劇薬取扱資格とかひよこ鑑定士とか)を持っていると話のネタにはなります。話す時間が3分増える程度なので、その3分のために何10時間も費やすのは時間の無駄ですけど…。
 
2.インターンは行ったほうがいい?
ひと段落ついた今、周りを見て思うのは、早く楽に終えたいなら、あるいは時間を持て余しているのであれば行っておいたほうがよかったなあ…という感じでした。
メリットは大きく分けて、インターン選考枠があること、業界やその会社についての理解が深まるの2つです。
まず1点目、インターンに行っただけでその後の面談を1つ免除してもらえたり、インターンで人事の目に止まれば軽くお話ししただけで内定!なんてこともあります。

次に2点目。オタクライフを送っているだけでは、当然ですが企業や業界について知る機会が圧倒的に少ないです。(私は「郵便局?青い紙持って行くところ!なんかお固い人が多い!」くらいの認識しかしていなかったので、興味本位で金融を受けて話についていけずお祈り…ということがありました。)インターンにいけばその業界全体についての話も聞くことができますし、会社の雰囲気もある程度はわかります。特に、業界についての理解が深まっていたら業界研究ほとんどしなくて済むのでめっちゃ楽です。


3.オタ活は制限される?息抜きはどうしてた?
私は言うほど制限されなかった方だと思います。されなかった、というよりはしなかったに近いですが、就活の目的が「推しに貢ぐ金を稼ぐため」だったので、目的を見失わないためにもオタクとして生活していました。金銭的な問題から我慢したのは5月発売のドル誌4冊です。
制限しなかったので息抜きもクソもありませんが、基本息抜きとしてはオタクと遊んでいました。ほぼ毎日LINEで進捗を報告しあうオタクもいましたし、面接が進み東京に行く機会が多くなってからは、「今日面接終わってから鑑賞会しよう」「面接まで時間あるからお茶しよう」と関東のオタク(就活生ではない)に声をかけて遊んでもらっていました。(これがTLで「なんやあれ」と思われていた(であろう)たこパラの正体です。)1人で抱えていたら解決できないタイプだったので、オタクには本当にお世話になりました。オタクと遊んでしっかり息抜きできた日の面接はなんだかんだうまく行っていたので、息抜きはかなり大事です。自己分析と業界研究、筆記対策の次くらいに大事。

 

4.何が1番大変だった?
お金です。面接進んできたんだから交通費の一部くらい出せ💢と思いながらハニー(面接官)に笑顔で接することも多々ありました。ドル誌4冊我慢したんだよこっちは。

 

5.ジャニオタは隠すべき?
前面に押し出す必要はありませんが、無理に隠さなくてもいいと思います。面接の中で「ジャニーズが好きなんだね〜どのグループの誰が好きなの?」と聞かれたり「歌ってみてよ」と無茶振りをされることはありましたが、面接は「一緒に働ける人かどうか」を見てる場だと聞くので、正直に答えていました。それで落とされるということはなかったので、多分ジャニオタであることは選考に影響してないんだと思います。私は正直に答えて歌った結果、入社前から「京本政樹の息子とMATCHのCMに出てる男子が好きなやつ」と認識されているようなので、少し複雑な気持ちではありますが。

 

6.就活の軸って必要?
これ、大体どこの面接行ってもめっちゃ聞かれるんで、「どんな基準で企業を選んでるか」「どんな会社でどんな働き方がしたいか」は言えるようにしておいたほうがいいです。

 

7.学生時代に頑張ったことがオタ活しかないけど、どうしたらいい?
私がまさにこれだったんですけど、アルバイトなり学校の特定の授業なりボランティアなり、オタ活以外でも自分がやってきたことって少なからずあるので、それを話せたら問題ないです。何もないからって嘘をついたら案外バレるので、本当にやってきたことをすこし大げさに言うくらいが丁度いいです。身振り手振りも入れたら多分伝わりやすいです。

 

8.エントリーはどれくらいした?
エントリー自体は20社くらいでした。就職活動を始めるのが遅くてギリギリで滑り込めたのがこれくらいだった…というのが本音です。

 

9.面接やGDの対策はした?
大して何もしませんでした。私は緊張したら無表情になると面接官から指摘されていたので、部屋に貼った推しのピンナップを見て笑顔の練習をしていました。自担のポスターに付箋で吹き出しを作って「笑顔の素敵な子が好き!」「ハキハキ喋る女の子が好き!」等書き込んでいました。

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このように。

あとは、緊張しないために、常に自担の好きな写真やオタクからもらった写真を持ち歩いたりもしました。

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(面接前にずっと眺めていました)

私にはかなり効果があったようで、面接でも「全然緊張してないね!」と言われることが多かったです。
緊張って誰でもある程度はするものなので、面接官に「緊張しています」と伝えてしまうのもアリです。多少のミスは見逃してくれますし、それこそ趣味の話を聞かせてよ、とリラックスさせてくれる場合もあります。

 

10.志望動機などは暗記していくべき?
これ私が1番最初にやったミスなんですけど、絶対覚えないほうがいいです。一個飛んだらもう頭がパニックになってしまうので、「間違えてなんぼや」くらいの気持ちで、言いたいポイントだけ覚えておけばいいです。

 


最後に、何番煎じやねんと思う方もいると思いますが、気分が盛り上がるプレイリストは作っておいたほうがいいです。面接前に聴くも良し、面接後に聴くも良しですが、ほんと頼りまくりだから作ったほうがいい。

 

私がよく聞いていたのは(ジャニーズ選抜)、
・CALL/Love-tune
1番聴いた。面接も筆記もテンションあげたもん勝ちだと思っていたので、直前に聴く曲はCALLと決めていました。めっちゃ盛り上がる。

 

・OH!サマーKING/Mr.KING
彼らにお金を落とすためにやっているんだぞと気持ちを切らさないために聴いていました。

 

・PERFECT/KAT-TUN
単純な話ですが「努力は必ず誰か見てるから 見てなきゃ俺からエール送るから」を聴くために聴いていました。ほんと就活って心折れるので応援して欲しくなるもんなんだよ…。

 

・Will Be All Right/KAT-TUN
SixTONES版と両方プレイリストに入れていました。サビがめっちゃ好き。

 

・我Ineed you/Hey!Say!JUMP
その内定奪っちゃってい〜ですか〜?!?!?!という気持ちになります。

 

・Fighting Man/NEWS
我々就活生も戦士みたいなもんなので。MVもよく見ていました。

 

・フルスイング/NEWS
面接失敗してもうやだ…って時に聴いていたんですが、後にNEWSにとって非常に大切な曲だと知って激エモやん…となりました。

 

・Like a fighter/Sexy Zone
理由はFighting Manと同じです。格好悪くても何度も立ち上がろうの部分がめちゃめちゃに好きで励まされた。

 

・Stand up!Speak out!/Sexy Zone
どこが特別…というわけではなかったんですが、就活やらなあかんな!という気持ちになりました。


以上で就活はてブは終わりです!長々とお付き合いありがとうございました!記事に書いていないことや記事について気になること等あればリプなりDMなりAskに投げていただければできる限りお答えします〜!!それでは私はサマパラのチケットを探す旅に出ます。